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なぜベーグル専門店を始めたか3


<開業場所について>

ベーグル専門店を始めようと思った場所は実家(今の場所)です。

以前は祖父の時代から酒屋とたばこ販売を営んでいました。
(画像はグーグルマップをキャプチャー保存しました)

ちょうど母がこれから商売をどうしていこうかというところだったので、検討した結果、場所を間借りしてスタートさせていただきました。
そのころ(2010年)ベーグルは都心部ではメジャーになってきていましたが、板橋でベーグルのお店や扱っている店はほぼなく、あまり知られていないから、ニーズがあるか心配でした。

実際販売をやってみて難しそうならカフェの運営は場所を変えることも検討しようという2段階運営でした。

2010年は看板と厨房内装だけして、たばこの販売は続けていて、その傍らでベーグルの販売をスタートしました。


その後、たばこ販売の契約終了時とともに、店を改装しベーグルカフェとして2012年に再スタートしました。

<ベーグルの方向性とカフェの意義>

もっとベーグルを広めたいということが大前提にあったので
ゴリゴリのハード系ではなく、初めて食べる人でも美味しいと思えるもの。
よくおいしくないベーグルを食べた人はベーグル=ぱさぱさして固いというイメージを持っていましたので、ぱさぱさしていない、つまりしっとりとしたみずみずしいベーグルを目指しました。
買った翌日の朝や昼に食べる人も多いことから、翌日以降でも美味しい「湯だね」製法を採用しました。

また、ベーグル通な人にもおいしいと思ってもらえるよう、ただしっとりした食感ではなく、ベーグルらしい、皮のひき(チューイー)がしっかりある食感を目指しました。

いろいろなベーグルを食べてきて、日本のベーグルで食感にこだわったお店はたくさんありましたが、生地の味わいは割と単調なお店が多いと思っていました。
NYのベーグルは、確かに大きくハードなイメージですが、焼きたてはそんなに固くなくて味わい深い。
小麦粉の違いだと思いました。
以前、パン教室に通っていた友人から小麦粉の精製度の違いじゃないかという話を聞いていたので、いい意味で雑味(味の深み)が出る方法を模索したところ、石臼挽きの小麦粉をブレンドすることでアメリカのベーグルの味を表現できたかなと思います。

ベーグルだけ販売する店が多い中、カフェをすることにこだわったのは、やはりベーグルを通じて食べる空間を楽しんでいただきたいこと。
ベーグルの本場、ニューヨークの雰囲気を感じてもらいたく、レンガ造りをイメージし、アメリカンアンティークを使ったインテリアにしました。

日本の菓子パン文化からの影響なのか、ベーグルはそのまま食べるという人が多い中、本場のNYはベーグルサンドとして食べるのが日常。
ベーグルサンドのおいしさを知ってもらいたい、しかも作り置きではなく出来立てのおいしさを味わってもらいたいと常に思っています。

毎日食べても美味しいベーグルとなっていただいていたらとても嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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